ノルディック・ウォークとは

ヨーロッパ(特に北欧)においては、国民の三分の一が取り組んでいるといわれる最も運動効果の高い新しいスポーツで、2本のポールを持つことにより全身の90%にあたる筋肉を活動させるので通常のウォーキングと比較するとエクササイズ効果(カロリー消費率)も20〜30%もアップする事ができます。

 更に膝関節や腰、脊髄にかかる負担を軽減できバランス維持が容易(安全性の向上)になるので転びにくい歩行運動となり、歩幅も自ずと広がるのでサルコベニア(筋減少症)によって衰えるスピードが速い部位の筋トレとしても有効です。

 また、適正サイズのポールを持つ事で姿勢が矯正され、正しい歩行スタイルが身に付くと共に、全身の血液循環システムを活発にし、腰痛、肩こり防止に効き目が有り女性には特に気になる二の腕のシェイプアップにも最も効果的なウォーキング運動です。


総ての人々に有益な北欧ウォーキングスタイル

(安全・効果的・楽しい・個人に合わせてカスタマイズ)

  1. 子供の運動不足解消や正しい姿勢づくりのための歩育運動として
  2. 一般成人のフィットネスとして(メタボリックシンドローム・減量・骨盤矯正)
  3. スポーツ選手の競技能力向上として(フィジカルトレーニング・コンディショニング・リハビリ)
  4. 女性のための美容体操として(美しくあるくための姿勢/フォームの矯正・シェイプアップ)
  5. 高齢者の運動として(生活体力の向上・認知症予防・介護予防)
  6. 障がい、怪我などがある方の運動として(機能改善トレーニング・リハビリ)

生活慣の改善に

「歩くのは健康に良い」と言われますが、歩き方によって運動量は大きく変わってきます。厚生労働省では、健康づくりのためには1週間で23メッツ(※)必要だと指針を出していますが、通常の散歩で3メッツ/時間、ウォーキングでも4.3メッツ/時間なのに比べ、ノルディック・ウォークは全身の筋肉の90%を活用するため、5.2メッツ/時間の高負荷です。効率的に生活習慣を改善したい方に、ノルディック・ウォークは最適です。

※メッツとは身体運動の強度を安静時の何倍に相当するかを表す単位です。安静状態を1メッツと考えます。 

リハビリテーションに

怪我や病気をしてしまったときに、リハビリの基本といえば「歩くこと」です。しかし、通常の歩行は、膝や腰に思っている以上に負担がかかってしまうため、逆に症状を悪化させてしまう恐れもあります。

その点、ノルディック・ウォークはポールを使用するため、膝や腰への負担を大きく軽減できるだけでなく、転倒も防ぐことができ、安全にリハビリテーションを行えると好評です。

姿勢を正したい方に

「軽視されがちですが、「姿勢」は健康維持の面から非常に重要です。それは、ウォーキングにおいても同様です。ノルディック・ウォークでは、適正な長さのポールをもって歩くことで、背筋がのび、歩幅も広がるため、理想的な姿勢で歩くことが可能になります。

さらに下半身だけでなく、身体全体に効果的に負荷がかかるため、筋肉や体幹が鍛えられ、自然と良い姿勢が身に付きます。

「歩く」を楽しみたい方に

昨今、ノルディック・ウォークは、身体を鍛えられるレクリエーションとしても注目を集めています。歩くだけなのに、身体全身の筋肉を鍛えられ、さらに身体への負担も少ない点が注目され、老若男女問わず、多くの方に

愛好されています。街中はもちろんのこと、自然の中で楽しむノルディック・ウォークは、リラクゼーション効果もあるので、心身ともに元気になれるおすすめの楽しみ方です。

お子様の健やかな成育に

“歩く”ことは、大人だけでなく、もちろん子供にも効果的です。身体機能の基礎を作り上げる意味で、正しい姿勢でのウォーキングは非常に意味があるのです。しかし子供は単純な動作を嫌います。飽きやすいため、長時間続けることは容易ではありません。その点、ポールう握って歩くノルディック・ウォークは、“歩く”に変化が加わるため、子供でも楽しんで歩くことができます。健やかな成育にぜひ“歩く”を取り入れてみませんか?